上下水道事業の経営効率化を図る一つの手法として、
運営管理の包括的民間委託に取り組む自治体が増えています。
しかし、業務をただ民間委託するだけでは、
民間企業の経営ノウハウを上下水道事業に生かしきることはできません。
そこには、よりどころとなる考え方や方法論、官民の協力体制などが必要なはずです。
しかし、一体なにが必要とされているのかについては十分に議論されておらず、
明確に位置づけられていません。
情報オピニオン誌「水マネジメント」では、
その答えを探り続けることをコンセプトに編集しております。
上下水道にとどまらず、まちづくりや自治体経営といった幅広い視点に立ち、
今後の上下水道事業を考える際のヒントや情報を提供していくことで、
上下水道の運営管理がより良いものになっていく一助となることを目指します。